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中区 (仁川広域市)[ちゅんく]
中区(チュンく)は、大韓民国仁川広域市の区である。19世紀後半、開港場である仁川港を中心に開かれた一帯で、港湾都市としての仁川の中心部を構成する旧市街地である。仁川国際空港のある永宗島やその周辺の島も区域に編入されており、現在も首都ソウルの玄関としての役割を果たしている。 == 地理 == 現在「自由公園」がある応峰山(ウンボン山/、82m)の南側の海岸に仁川港が開かれ、港と山の間の一帯に租界が設定された。応峰山の西に京仁線の仁川駅が設けられた。西北の沖合いには月尾島がある。この一帯が仁川の旧市街地(仁川府)で、京仁線の線路より北が東区となる。また、東に南区と隣接する。 現在の中区の区域は、埋め立てや併合によって大きく広がっている。仁川港の南側に造成された仁川南港や沿岸埠頭、国際流通団地なども中区に属し、これらの地域は運河状に残された海を隔てて延寿区と隣り合っている。また、沖合いに浮かぶ島々の多くは甕津郡に属するが、このうち永宗島・舞衣島・実尾島・八尾島などは中区に所属する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中区 (仁川広域市)」の詳細全文を読む
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